世間に負けそうな一人の子どもを
救おうとしている
故に詩は
絶望をうたわない
絶望に差し込む一筋の光をうたっても
詩は
一人の子どもの傍に佇む
佇んで
いつも見守っている
その子が心ないいたずらや身内の凶器で傷つけられたとき
さりげなく視界の中に現れて目配せをする
そして言葉のバリアで覆って傷を癒してしまう
そして言葉のバリアで覆って傷を癒してしまう
詩は
当たり前のように存在しているが
その本当の姿を
人は説明できない
詩に出会った者だけが
詩の姿を知り
詩を書く者だけが
それを詩によって伝えることができる
だから
詩の効用は辞書には載っていないし
薬局でも処方していない
薬局でも処方していない
自分の書いた詩で、誰かを救うことが出来たら、
返信削除素晴らしいですね。
人々と詩との出会いの場が、広まりますように。
コメントありがとうございます。詩はなんのために書いているのか、しっかり意識しないと、自由すぎるので、まとまならくなります。最近、もっと愛すべき人たちのために、書かなくてはとおもっていますが、日記的な範疇からなかなか抜け出せないのは、そういう書き方のくせがついてしまっているからでしょう。ちょっと焦っています。
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