かれはなにももっていない
やくにたつものは
みんなひとにあげてしまった
やくにたたないものばかりをもっているかれは
やくたたずとよばれた
かれもまたじぶんをやくたたずとなのった
かれにみかたはいなかった
かれはやくたたずなうえに
あいきょうがなかったから
やさしさもおくびょうをかくすためだけにあったから
かれにはかみさまもいなかった
かみさまにしたねがいごとは
いつもたいていかなわなかったから
だがかれはぜつぼうということばをしらなかった
とおいむかししっていたようなきもするが
いまはまいにちがぜつぼうばかりだったから
そこがきじゅんでそれいじょうわるくならなかったから
かわりばえしないまいにちは
みかたによっては
しあわせにかんじられた
これがやくたたずのかれの
いまのじょうたいであるが
かれにあいたくなったら
かれのぶろぐをけんさくしてみるといい
そこにはかれのぷろふぃーるとともに
やくにたたない詩が
まいにちのせられているだろうから
発見その1:「詩」だけが漢字
返信削除発見その2:やくにたたない詩とは限らない
POLLYさんの指摘なるほどです。
返信削除その人の辛さは、わかりたいと思っても、わかるものではないのだと思いますが、
その中で、一文字だけ感じの「詩」が、希望に繋がるような気がしました。
希望はいつだってどこかにあるものよん。見つからないときもあるけどねん。
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