虫の鳴き声が止んで
鳥のさえずりが聞こえてきたら
ここは
もうすぐ朝になる
微かに塩辛い朝の風が吹いて来るのを
誰かがおくれ毛で感じるよ
どこにいても
人はいつかあった朝の記憶を
再生することができるから
澄んだ空気の森や
木の枝や空を映す麗しい水面がなくても
まぶたを閉じれば
都会の喧騒からだって
瞬間移動できる
あなたは朝なのに
夜のような暗がりに心を置いてきている
もしそのことに気がついたら
あしたは
心を持って
朝にやっておいで
この詩がその道になる
あなたの知らない一人の詩人が
あなたを愛している
ロマンチックすぎるなんてことありません。
返信削除この一編の詩で、たくさんの人の心が救われる。
誰もが暗がりに陥り、抜け出すことができなくてもがく日がある。
私のそんなひとりです。
少しの世界が大きな世界を救う。
一人の言葉がたくさんの人の心を救う。
そんな希望を持てました。
この詩に出会えてよかったです。
透き通った感じの素敵な詩です。
返信削除ネットカフェの闇の中で書きました。コメント、ありがとう! いい詩を書いていきたいです。
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