未来創作
みちるのブログ
2014年5月7日水曜日
か行の歌
きってをはって
てがみをだした
きっとへんじは
こないでしょう
きっぷをかって
このまちにきた
きみとは
けんかばかりです
きいてほしくて
でんわをかけた
きらわれそうで
すぐきった
きつねのこども
きままにさんぽ
きいろいこすもす
コンコンコン
2014年5月6日火曜日
アミーゴ シルブプレ
アミーゴって
ぼくは いった
いみは わからないけど
ごろにゃーごって
コジイが いった
ぼくには
いみは わからないけど
シルブプレって
ぼくは わらいながら いった
ぴちょぴちょぴーって
ピーニョがいつものように いった
ごはんできたわよって
ママがきて いった
ぼくは
いただきますって
スプーンをもっていった
テレビが
うたをうたってた
おちゃわんが
かちかちって
いった
2014年5月5日月曜日
おさるのべんとう
おさるのべんとう
なかみはなあに
のぞいてみよう
おいしそう
しろいごはんに
おかかにうめぼし
こげめのついた
たまごやき
ぼくのべんとう
おやつはなあに
らっぷにつつんだ
ばななはんぶん
おさるとおなじ
だけどおさるは
まるまる1ぽん
ぼくははんぶん
さびしいな
さっちゃんの
うたといっしょだ
おさるはいいな
2014年5月4日日曜日
森の化石
森が白い球を隠し持っている
初夏の日
私はそれに気づいた
森は青い空を背景に
森のような顔をして
佇んでいる
(森は
自分が森ではないと
自ら思おうと努力していた)
森は
人の眼を信じていないので
高をくくって
堂々と なし崩して
白い球を高く掲げている
森は油断し
木々に注意をうながすこともしない
昔はそうではなかったのだが
森は淡い夢を見ている
その白球を
あの恐ろしい強打者めがけて投げ込むことを
投げ込まれた白球は打者が翻弄する隙間もないほど速く
おそらく音速で捕手のミットに収まる
その一部始終を
私は目撃するだろう
森は完全に敗北するだろう
森としての役目は
その時終わる
森の木々は
もうただの木の一本一本となり
化石とともに
地に横たわる道しか残されていない
2014年5月2日金曜日
名もない命として
空気が閉じ込められた
一粒の氷
グラスの中で揺らすと
心地よい音がする
私も
心地よい音で
鳴りたいと思う
遠い雷雲から落下した滴が
地を這って希った果てない夢を
この喉で受け止めて
声にしたい
星空の電波で
この星の人に伝えたい
人としてではなく
名もない命として
2014年5月1日木曜日
雲
ビルのガラス窓に映った雲が
流れていく
あの雲は友だち
雨を降らさない雲は
何のために漂っている?
私たちを見下ろして
気分がいいだろう
きっと自分の小ささを感じて
大志を抱いているだろう
2014年4月30日水曜日
ともだちにしよう
ちからをもてあますより
なにかいいことにつかいたい
いらいらするより
みかたをみつけていっしょにてきにいどもう
うつむいてふさぎこんでも
あしもとのちいさなはなからパワーをもらおう
すぎたひびはにどとこない
これからくるひびをともだちにしよう
2014年4月29日火曜日
はなびらのかげに かくれて
はなびらのかげに
かくれて
めをつむり
こわいことが
おわるのを
まっています
すると
いいかおりが
わたしに
しらせてくれます
もう
こわいことは
おわった と
わたしは
めをひらいて
はなびらのかげから
でていきます
でんでんむしが
うしろから
ながめています
こわいことはもうおわり
そこには
いいかおりのくうきが
あるだけです
わたしは
はなはつよくて
すごい とおもいました
でも
ちいさなはなのたねが
まだ わたしのぽけっとのなかで
めをつむってふるえていました
2014年4月28日月曜日
ミミナガペンギンがとおせんぼしていた
ミミナガペンギンがとおせんぼしていた
ぼくはオナラをしにあっちへいきたいのに
オナラはひっこんでしまった
そしたらミミナガペンギンがしゃっくりしはじめた
ぼくはくまざさのあはっぱで
ミミナガペンギンのみみをこちょこちょした
するとミミナガペンギンはのたうちまわって
わらうのをこらえてた
うえのほうからおならのおとがきこえた
ペリカンきょうだいがそらをとんでいた
ぼくはしゃっくりしたくなったが
がまんした
2014年4月27日日曜日
友だちとけんかした日
ベランダに放ってあった古い木の椅子と
1年ぶりに咲いたチューリップが
気持ちよさそうに
いっしょに日差しを浴びている
いつの間に
仲良くなったの?
言葉をしゃべらないものどうし
どうやって仲良くなったの?
友だちとけんかした日
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