何かいいものを作ると
目の前に神様が現れるらしい
神様は「いいもの」は「自分のもの」と
考えているらしい
神様には特別な力が備わっていて
欲しいものは何でも手に入ってしまうので
神様の欲望は人の欲望とは違い
所有を目的としないらしい
神様が現れると
辺り一帯がパワースポットとなるらしい
神様はいつもパワースポットの真ん中にいるので
パワースポットのことを特別視しないらしい
だが人はありがたがって祈りを捧げたり
願い事を沢山するらしい
神様はその様子を見なれているが
人様に何をしたらいいにのかよく分からないらしい
パワースポットにはいいものがあり
さらに神様がいいものを引き寄せるらしい
欲深な人にはいいものの真価がわからないらしい
たとえばそのいいものがどこに置かれるべきかや
何にどうやって使うべきものなのかが
分からないらしい
いいものは大事にされても
大事にされなくても朽ちてくらしい
朽ちていく姿もまた美しいと神様は思っているらしい
時の流れに逆らわないものが美しいものだと
神様は言っているらしい
とどまるものは欲望にまみれて
汚れて悪臭を放つらしい
人には見えないけれど
人が作った神様には見えているらしい
人はね、良からぬ事考えるときは神様なんかいないんだよ。
返信削除だけど偶然なしとげたことがそこそこ良くできていたりすると、神様は見ていてくれたと自慢気にいいふらしたりする。縁担ぎやあやかりものまで造り上げ自分の業を強調したがる。
神様を味方につけると何だって正当化できるよね。
神様は便利屋じゃないのにね。
ホントの神様は茶番劇笑いながら見てる。