木々に手が届きそう
列車の窓から
手を伸ばしてみる
電柱や電線はない
ディーゼルで動いているから
口を開けると
空気が口に飛び込んでくる
ついでに
胸の奥まで吸い込んだ
いい空気だ
雨上がりの線路が
楽しそうに鳴っている
荷物は少なめ
でも
お弁当は持っている
人目を気にして車内を見たら
楽しそうな人と眼があった
皆んな楽しそう
そういうことにしておこう
カタッ カタッ 歯切れのよい
いい音を立てて
列車は走る
もうすぐ夏は終わるけれど
心のなかでは
夏が始まろうとしている
白い帽子でも買って
今はもう行くことができない野原に向かって
ひとりで駆けていこう
こんばんは。いなほです。
返信削除大人になるほど
まっさらにならないと
踏み出せないものですね。。
今思えば、子どもの時は足元が
勝手に動いていたような気さえします^^。
なんだかおかしな感じです。
一度も離れたことのない
全く同じ体なのに。。
長くなってしまいました。ごめんなさい。。
自己紹介の写真……ナウいです^^。
また来ます。失礼しました。
大人になるほど
削除まっさらにならないと
踏み出せないものですね。。
「まっさら」っていい言葉ですね。私は「空っぽ」ってよくいいますが。これからはいなほさんを真似して「まっさら」って使ってみようかな。そう、「まっさら」なもののうえには、何か描けそうな気がしますね。
でも、もしかしたら、「まっさら」でなくても大丈夫かも。先に進む力は、自然と持っているはずだから。忘れているだけで。