2012年9月6日木曜日

森は




もう森は消えようとしていて

待って!

私は声を掛けたけれど
森に吸い込まれて
木霊は返ってこなかった





もう森は消え去ってしまい

何処?

私は声を掛けたけれど
今度は自分がいなくなり
声だけが木霊して彷徨っていた





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2 件のコメント:

  1. 読み始めから、吸い込まれてしまって涙が溢れてきました。

    きっと、あの時の森の空気感とマツザキさんの詩がピッタリリンクしたからかもしれません・・・

    本当に全てが飲み込まれるような、深く染み込むような森でした。 

    素敵な詩をありがとうございます! 

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  2. 一人でずっと森の中にいると神妙な気分なるのは何故でしょうか。それなのに、いつも森の中に入って行きたくなります。生まれた場所だからなのでしょうか。生まれ変わる場所なのでしょうか。森にきいても答えは帰ってきませんね。

    mddokaさん、コメントありがとうございます。また、写真に詩を付けたいと思います。

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