2010年11月8日月曜日

あゆみ

強い動物の毛皮を纏うことで
荒地を渡っていく

わたしは旅人のよう
流れる雲が恋人

過去の自分は惜しげもなく捨てていく
そうしたいと願っているわけではないけれど

山のあなたの空遠く
革の私が歩いてく

4 件のコメント:

  1. 「わたし」は、毛皮を脱ぐとどんな人なのでしょう?
    自分をも追いこして進んでいる「わたし」とは。
    大地、森林、荒野、雲の流れる大空
    そんな大自然の情景が浮かぶような詩ですね。

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  2. ももさんへ
    いつもコメントありがとうございます。「やまのあなた」の反対の「かわのわたし」が言いたかっただけなのですがね。素敵な感想をいただき、なんだか申し訳なくりました。「川の渡し」というのもあり、迷ったんですが・・・

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  3. 今日は風が強くて大変です。
    そちらは大丈夫ですか?
    毛皮も飛ばされそうじゃありませんか?

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  4. チョコさん、こんにちは。
    そんなに風は吹いていません。そちらは吹いているのですね。

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