僕のあだ名はCurry-Salmon
CurryとSalmonが主食
毎日食べています
CurryとSalmon
飽きません
食べたりません
もっとこのままずっと行きます
Curryがなくなったら
この世は闇
Salmonがいなくなったら
世界は地獄
親友が嫌いでも
僕は好き
CurryとSalmon
Salmon色の夕日
Curry色の夕闇
CurryとSalmonで満たされてゆけ
愛する人と
CurryとSalmon
幸せが満ちる
CurryとSalmonの世界
宇宙へ広がってゆけ
海と川と大陸の香辛料がある限り
2012年6月26日火曜日
2012年6月25日月曜日
2012年6月24日日曜日
楽しいことを
楽しいことを
もう一度やろうと思います
誰彼に気兼ねなく
のびのび自由に
あなたを
誘い込もうと思います
特別の企みはなく
素直に気楽に
どんなことも
やりたいようにやろうと思います
ひと目を気にせずに
自分なりの方法で
いつまでも
やり続けたいと思います
飽きてしまっても
また楽しくなるまで
もう一度やろうと思います
誰彼に気兼ねなく
のびのび自由に
あなたを
誘い込もうと思います
特別の企みはなく
素直に気楽に
どんなことも
やりたいようにやろうと思います
ひと目を気にせずに
自分なりの方法で
いつまでも
やり続けたいと思います
飽きてしまっても
また楽しくなるまで
2012年6月23日土曜日
日照りの熱、どろんこの道
土の上に草が生い茂っていてそこに急に
日照りの熱を冷ますような大雨が降ってきて
遊んでいた小学生たちはかけ出したが
なかなか勢い良く走れないのは
心と体がしっくりいかないから
二階のベランダのある窓から
中学生がその様子を見ていて
やや薄暗い部屋には最近LEDのスタンドライトを
親に頼んで買ってもらったが
点けるより点けないほうが好きで
ぼんやり過去の自分が
行った場所のことなどを思い出していて
あの日も
土の上に草が生い茂っていて
そこに急に
日照りの熱を冷ますような大雨が降ってきて
木の下へと走りだしたが
想うように早く走れず
シャツが背中にピタッと張り付いて
熱を奪われ
友だちと一緒に大騒ぎした
あんなに大騒ぎしたのに
その友だちが
いま何を考えているのか
もしいま会ったら
本当のことを話してくれるかどうか分からない
自分は本当のことを話せるだろうか
そうだ
一緒に
雨の中に飛び込み
どろんこの道で転げ回ろう
そうすれば きっと
日照りの熱を冷ますような大雨が降ってきて
遊んでいた小学生たちはかけ出したが
なかなか勢い良く走れないのは
心と体がしっくりいかないから
二階のベランダのある窓から
中学生がその様子を見ていて
やや薄暗い部屋には最近LEDのスタンドライトを
親に頼んで買ってもらったが
点けるより点けないほうが好きで
ぼんやり過去の自分が
行った場所のことなどを思い出していて
あの日も
土の上に草が生い茂っていて
そこに急に
日照りの熱を冷ますような大雨が降ってきて
木の下へと走りだしたが
想うように早く走れず
シャツが背中にピタッと張り付いて
熱を奪われ
友だちと一緒に大騒ぎした
あんなに大騒ぎしたのに
その友だちが
いま何を考えているのか
もしいま会ったら
本当のことを話してくれるかどうか分からない
自分は本当のことを話せるだろうか
そうだ
一緒に
雨の中に飛び込み
どろんこの道で転げ回ろう
そうすれば きっと
2012年6月22日金曜日
雨が言っている
雨があらゆるもののなかに
降り注いでいて
癒しを与えようとしている
そんなに熱くならなくていい
と言っている
怖い顔しないで
慌てないで
よく見せようとしないで
言い訳も言わなくていい
と言っている
雨は
古ぼけたものと仲良し
古ぼけた というのは
人間の言い方
実は
ぼけていない
いちばん
澄んでいるんですよ
と言っている
降り注いでいて
癒しを与えようとしている
そんなに熱くならなくていい
と言っている
怖い顔しないで
慌てないで
よく見せようとしないで
言い訳も言わなくていい
と言っている
雨は
古ぼけたものと仲良し
古ぼけた というのは
人間の言い方
実は
ぼけていない
いちばん
澄んでいるんですよ
と言っている
2012年6月21日木曜日
冷温停止できるかニンゲン
自己紹介すると自分がどんなニンゲンか
鋭い相手には知られてしまうので
(ニンゲンよりニンジンになりたかったけれど)
それを惧れて私は嘘をつく
本当はそんなことを分かって欲しい訳ではない
私には分かって欲しいことは別にある
相手の自己紹介だって
ほとんど型にはめて当たり障りなく語っているだけで
なにか大事なことを隠しているに決まっている
私は一人でアイスコーヒーをかき混ぜながら
自己紹介の破綻を楽しんでいる
冷やし続けなければ破綻するアイスコーヒーは
自ら体ごと投げ出して
私の前にすべてを曝し
中をかき混ぜられ
好きなように放置される
冷たいままでいて
最期まで
私らぬるい人間の
熱を奪ってください
鋭い相手には知られてしまうので
(ニンゲンよりニンジンになりたかったけれど)
それを惧れて私は嘘をつく
本当はそんなことを分かって欲しい訳ではない
私には分かって欲しいことは別にある
相手の自己紹介だって
ほとんど型にはめて当たり障りなく語っているだけで
なにか大事なことを隠しているに決まっている
私は一人でアイスコーヒーをかき混ぜながら
自己紹介の破綻を楽しんでいる
冷やし続けなければ破綻するアイスコーヒーは
自ら体ごと投げ出して
私の前にすべてを曝し
中をかき混ぜられ
好きなように放置される
冷たいままでいて
最期まで
私らぬるい人間の
熱を奪ってください
2012年6月20日水曜日
召される気配に
神様、まだ、生きていて、いいですか?
まだ、死にたくない、
死ぬ準備が、できていないのです、
見ていてください、
私が、いいと思う、その、タイミングまで、
見守って、いて、ください、
きっと、人の役にたつこと、しますから、
自然を、大事にしますから、
うそをつかないように、気をつけますから、
悪いこと、しません、
でも、ちょっとだけ、大目に見てくだいね、
神様、私は、なんのために、生まれてきたのか、
まだ、知りません
いつも、心が沈んで暗いとき、考えていました、
でも、答えは、あるのでしょうか、
私にわかるような、都合のいい、答えが、
そしてこの街には、きょうも、夜が、やってきます、
昨日の台風は、湿気を残して、去って、
いまは要塞の見張りのような、塔が、見下ろして、います、
薄暗闇が、街のディテールを、隠し、
私の目は、光を反射して、
キッと、光ることでしょう
あっ、獲物は、狙っていません、
狙って、いない、
ただ、私は、何かを手に入れたい、らしいのです、
それは、悪いこと、ではない、
むしろ、大事なことです、
だけれど、何を、どうやって、手に入れたらいいのか、
迷うばかりで、わかりません、
時間は、あるのでしょうか、
いつ打ち切られるか、知らされないまま、
私は、まだ、続けたいと望んでいます、
まだ、死にたくない、
死ぬ準備が、できていないのです、
見ていてください、
私が、いいと思う、その、タイミングまで、
見守って、いて、ください、
きっと、人の役にたつこと、しますから、
自然を、大事にしますから、
うそをつかないように、気をつけますから、
悪いこと、しません、
でも、ちょっとだけ、大目に見てくだいね、
神様、私は、なんのために、生まれてきたのか、
まだ、知りません
いつも、心が沈んで暗いとき、考えていました、
でも、答えは、あるのでしょうか、
私にわかるような、都合のいい、答えが、
そしてこの街には、きょうも、夜が、やってきます、
昨日の台風は、湿気を残して、去って、
いまは要塞の見張りのような、塔が、見下ろして、います、
薄暗闇が、街のディテールを、隠し、
私の目は、光を反射して、
キッと、光ることでしょう
あっ、獲物は、狙っていません、
狙って、いない、
ただ、私は、何かを手に入れたい、らしいのです、
それは、悪いこと、ではない、
むしろ、大事なことです、
だけれど、何を、どうやって、手に入れたらいいのか、
迷うばかりで、わかりません、
時間は、あるのでしょうか、
いつ打ち切られるか、知らされないまま、
私は、まだ、続けたいと望んでいます、
2012年6月19日火曜日
きょうを守る命
あの人が死んでから
時が経ったが
あの人の死が
あの人にとって
どういうものだったか
私は知らないまま生きている
あの人が好きなものを
あの人の写真に供えて
あの人に届けたいと願うが
このようなことを
あの人がどう思っているのか
私はわからないまま繰り返している
あの人が死ぬときに
私はそれを見ていなかった
あの人は
死んでいきながら
何を見ていたのか
私は訊くことができずに悩んでいる
あの人が死んでから
あの人がいなくなったが
あの人の気配は
私の周りにいまも残っている
あの人が生きていたら
あの人が死んでいるより
あの人は幸せだろうか
私は幸せかどうかわからない
あの人のことも私のことも
わからないまま生きている
あの人が死んでから
人々はあの人と会えなくなって
あの人には
新しい友だちが
出来ただろうか
あの人は死んだあと
体と記憶を失くし
ただの命となって
また会いにやってくるのだろうか
それとも
会いに行くのは私たちの方なのだろうか
どこに行けばいいか
分からないで迷う
私たちに答えは見つけられないまま
今日を生きていく
-----2012年6月17日、映画『きょうを守る』(菅野結花監督)を観て
時が経ったが
あの人の死が
あの人にとって
どういうものだったか
私は知らないまま生きている
あの人が好きなものを
あの人の写真に供えて
あの人に届けたいと願うが
このようなことを
あの人がどう思っているのか
私はわからないまま繰り返している
あの人が死ぬときに
私はそれを見ていなかった
あの人は
死んでいきながら
何を見ていたのか
私は訊くことができずに悩んでいる
あの人が死んでから
あの人がいなくなったが
あの人の気配は
私の周りにいまも残っている
あの人が生きていたら
あの人が死んでいるより
あの人は幸せだろうか
私は幸せかどうかわからない
あの人のことも私のことも
わからないまま生きている
あの人が死んでから
人々はあの人と会えなくなって
あの人には
新しい友だちが
出来ただろうか
あの人は死んだあと
体と記憶を失くし
ただの命となって
また会いにやってくるのだろうか
会いに行くのは私たちの方なのだろうか
どこに行けばいいか
分からないで迷う
私たちに答えは見つけられないまま
今日を生きていく
2012年6月18日月曜日
窮屈な器
猫なで声で
猫背のあなたに
話しかけてみた
あなたは
あなたを抜けだして
きょうもどこかに出かけていた
帰ってきたとき
あなたから微かに
潮の香りがしたので
ビーチに行っていたのだろう
器の方のあなたは
誰かと抱き合って
昇り詰めようとしている
中身のあなたはあくびをして退屈そうだ
私も器に帰ろうと
元の器を捜しはじめた
だが
誰かに撤去されてしまったらしい
仕方なく
ここにはいったのだ
小さくまだ目もあかない窮屈な器だ
猫背のあなたに
話しかけてみた
あなたは
あなたを抜けだして
きょうもどこかに出かけていた
帰ってきたとき
あなたから微かに
潮の香りがしたので
ビーチに行っていたのだろう
器の方のあなたは
誰かと抱き合って
昇り詰めようとしている
中身のあなたはあくびをして退屈そうだ
私も器に帰ろうと
元の器を捜しはじめた
だが
誰かに撤去されてしまったらしい
仕方なく
ここにはいったのだ
小さくまだ目もあかない窮屈な器だ
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