手を上げて
やあ!
といいましょう
空気を震わせ
体も揺すって
飛び跳ねましょう
やあ!
と言って
好きな人に声をかけましょう
hugしちゃいましょう
ついでに手を握っちゃいましょう
仲良くしましょう
やあ!
といって
驚きましょう
悪いニュースは
誰かと一緒に
笑い飛ばしましょう
そのあと
10秒だけしんみりしましょう
やあ!
と
言うが早いか
投げ飛ばしましょう
つまらないあいつは
相手にするより
遠くへ放っちゃいましょう
やあ!
きょうも
なにかを忘れている私
私が元気に生きていく理由
どこかの紙にメモしたが
みつからず
思い出せないときは
勢い良く
気をそらしましょう
なにか思い出せたら
ラッキーです
やあ!
2012年2月4日土曜日
2012年2月3日金曜日
行って行ってロッテリア
ロッテリアにイッテリア
会社帰りに寄ってりや
ミスドで待つど
どうなってるんだ
ドナルドダックはどこなのか
マックに居るのはべつの
ドナルド
ケンタッキーに居タッキー
誰がまじないかけタッキー
ケンタウルスが倦怠期
そんなこと
ロッテリア
言っているなら
怒鳴るど君を
すぐに飛んでくよ
イスタンブール
椅子をたたんで
ブルーに塗っちゃう
券を買い
県をまたいで
県会議員股にかけて
記者会見駆け抜ける
歌のアルバム魔法のランプ
両国ランプ
イッテリア
ロッテリアに
行ってみーや
(あほ あほ)
会社帰りに寄ってりや
ミスドで待つど
どうなってるんだ
ドナルドダックはどこなのか
マックに居るのはべつの
ドナルド
ケンタッキーに居タッキー
誰がまじないかけタッキー
ケンタウルスが倦怠期
そんなこと
ロッテリア
言っているなら
怒鳴るど君を
すぐに飛んでくよ
イスタンブール
椅子をたたんで
ブルーに塗っちゃう
券を買い
県をまたいで
県会議員股にかけて
記者会見駆け抜ける
歌のアルバム魔法のランプ
両国ランプ
イッテリア
ロッテリアに
行ってみーや
(あほ あほ)
2012年2月2日木曜日
冷房車なのだろうか
冷房車がやって来た
霊柩車のあとに続いて
雪の降りしきる夜の繁華街
暖房車はやって来ないのか
ダンボールの中で小さな天使とお喋りしながら
あなたは諦めた様子
バスの上に棺桶状の室外機が乗っている
道ゆく人の頭の上には
なにが乗っている?
深夜営業の店
二階の窓から見下ろしていた
また冷房車
また冷房車
また霊柩車
消防車は
熱い炎を消す有閑マダム
霊柩車のあとに続いて
雪の降りしきる夜の繁華街
暖房車はやって来ないのか
ダンボールの中で小さな天使とお喋りしながら
あなたは諦めた様子
バスの上に棺桶状の室外機が乗っている
道ゆく人の頭の上には
なにが乗っている?
深夜営業の店
二階の窓から見下ろしていた
また冷房車
また冷房車
また霊柩車
消防車は
熱い炎を消す有閑マダム
2012年2月1日水曜日
薄暗い部屋の窓から 2
どこまでも遠く続いている
青い海を見るたびに
その中にさらさらと溶けいってしまいたいと思った
風があのこたちの胸のリボンを旗めかせ
かすかな花の香りを運んでくるたびに
二度と帰らない旅にでてしまいたいと思った
星がいつもより
綺麗に見えた夜
誰かが私と同じ気持ちでいることが信じられたから
もう生きてきた目的は達成されたと思った
雪は夜の間にいつの間にかやみ
時代遅れの木の窓枠を不器用に化粧している
引き出しの中のパウダーは
彼と友だち
私は
その出会いのために
窓を開ける必要がある
青い海を見るたびに
その中にさらさらと溶けいってしまいたいと思った
風があのこたちの胸のリボンを旗めかせ
かすかな花の香りを運んでくるたびに
二度と帰らない旅にでてしまいたいと思った
星がいつもより
綺麗に見えた夜
誰かが私と同じ気持ちでいることが信じられたから
もう生きてきた目的は達成されたと思った
雪は夜の間にいつの間にかやみ
時代遅れの木の窓枠を不器用に化粧している
引き出しの中のパウダーは
彼と友だち
私は
その出会いのために
窓を開ける必要がある
2012年1月31日火曜日
ポテトフライのカレンダー
指のようなポテトフライを
食べながら
豪雪のニュースをスマホで読む
食べながら
豪雪のニュースをスマホで読む
豪雪のニュースを
食べながら
指のようなポテトフライをスマホで読む
帰り道
今夜は冷え込んでいる
猫がニャーと鳴いて塀に飛び乗って
冷え込んでいる猫が
ニャーと鳴いて塀に飛び乗って今夜は帰り道
家に帰って行った
私もまた
また家も
私に帰って行った
カレンダーの横の写真が私を見ている
目を合わせると写真の人物は黙って笑っている
写真の人物は見ている
目を合わせると黙ってカレンダーの横の笑っている私を
2012年1月30日月曜日
余分な世界
どこに何が置いてあるか
分かっているのだ
こんなに散らかっているが
整然としていても
どこになにあるのか分からなかいより
いいだろう
誰がどこにいるのか
分かってはいないのは
誰のせいでもないのか
余分なものが
余分なものの陰にかくれ
余分な人が
余分な人に寄り添って
根をはって
守っている
森の木が大地をがんじからめにするように
僕たちが住むこの島は
静けさに包まれて行く
余分は死への序曲を奏でる
いつでもそうだ
そして余分は
余分ともう呼ばれない
そんな世界を夢見ている
2012年1月29日日曜日
しっとり沼
しっとり沼にはまったら
急に寒気がしてきたよ
ガクガク足が震えだし
オニギリ買って帰宅した
しっとり沼にはまったが
それに気づかず過ごしてた
熱があるのか喉乾く
瞳も乾き息できず
しっとり沼を知る人は
猫を抱えてやってくる
猫と戯れ日が暮れる
家に帰って眠りこむ
しっとり沼の夜の夢
怪しいダンスが続いてる
炎があがるが熱くなく
優しい声がこだまする
しっとり沼のこのうわさ
誰から聞いたか言えません
それはわたしのことだから
いまのわたしのことだから
急に寒気がしてきたよ
ガクガク足が震えだし
オニギリ買って帰宅した
しっとり沼にはまったが
それに気づかず過ごしてた
熱があるのか喉乾く
瞳も乾き息できず
しっとり沼を知る人は
猫を抱えてやってくる
猫と戯れ日が暮れる
家に帰って眠りこむ
しっとり沼の夜の夢
怪しいダンスが続いてる
炎があがるが熱くなく
優しい声がこだまする
しっとり沼のこのうわさ
誰から聞いたか言えません
それはわたしのことだから
いまのわたしのことだから
2012年1月28日土曜日
ああ
地下鉄のワンマン列車がホームで
たくさんの人を吐き出しまた呑み込んで
けたたましい発車ベルの中で扉を閉じた
いま私は電車に乗り込んだはずだが
ホームにも私の姿があった
私たちは互いを見つめ合い見送った
ワンマン列車は
私を乗せて走り去っていった
私たちは手にしたスマートフォンで
FacebookやTwitterを介して連絡を取った
駅で吐き出された私は
改札口で商売する期間限定の店の前を左に曲がり
更にグネグネ曲って階段を昇り
踊り場のトイレに立ち寄り
地上に上がると
そこは夜七時のトウキョーの街並みで
看板たちや店々が私を誘い込もうとしていた
私は誘惑されながらやっとのことで
道を歩いて行く
もう一人の自分はまだ帰宅する様子もなく
明るい商店の中をさまよっている
私は自分の部屋の自分の机の前に座り
古い作品をスキャンして
保存していく
そうしているうちに
もう一人の自分が
Twitterで近況をつぶやく
私はそれを見て
私の様子を認識する
ああ
たくさんの人を吐き出しまた呑み込んで
けたたましい発車ベルの中で扉を閉じた
いま私は電車に乗り込んだはずだが
ホームにも私の姿があった
私たちは互いを見つめ合い見送った
ワンマン列車は
私を乗せて走り去っていった
私たちは手にしたスマートフォンで
FacebookやTwitterを介して連絡を取った
駅で吐き出された私は
改札口で商売する期間限定の店の前を左に曲がり
更にグネグネ曲って階段を昇り
踊り場のトイレに立ち寄り
地上に上がると
そこは夜七時のトウキョーの街並みで
看板たちや店々が私を誘い込もうとしていた
私は誘惑されながらやっとのことで
道を歩いて行く
もう一人の自分はまだ帰宅する様子もなく
明るい商店の中をさまよっている
私は自分の部屋の自分の机の前に座り
古い作品をスキャンして
保存していく
そうしているうちに
もう一人の自分が
Twitterで近況をつぶやく
私はそれを見て
私の様子を認識する
ああ
2012年1月27日金曜日
どう思う?
自分に甘く他人にも甘く
ほとんどを許し
優しく迫る
成り行き見極め
ゆっくり行動
体を大事にして
心配事を抱えてる
いざという時
自分でも気づかず
何かをしてる
こんなことで
いいのだろうか
どう思う?
ほとんどを許し
優しく迫る
成り行き見極め
ゆっくり行動
体を大事にして
心配事を抱えてる
いざという時
自分でも気づかず
何かをしてる
こんなことで
いいのだろうか
どう思う?
2012年1月26日木曜日
スープをひと掬い
スープをひと掬い
あなたとの会話のひとこま
スープをひと掬い
はしゃいでいるのは興奮してるから
スープをひと掬い
あの日は一緒に潜る予定だったし
一緒にのぼっていくつもりだった
スープをひと掬い
白いシーツを被って
スープをひと掬い
朝をゆっくりと迎え入れることもできた
弾けそうなあなたの胸を
後ろから抱えて
スープをひと掬い
包み込み 真昼の公園へと
弾ませながら歩いて行くことも可能だった
それを望めば
スープをひと掬い
それさえ指の隙間から逃がし
いまは見る影もないが
スープをひと掬い
だからせめて
白いカップから銀の匙で
スープをひと掬い
悔しさを流すために
口へと運ぶ
口へと何度も何度でも
スープをひと掬い
繰り返し
苦味を無意識が味わい
塩味は涙に溶けて分からなくなっても
あなたとの会話のひとこま
スープをひと掬い
はしゃいでいるのは興奮してるから
スープをひと掬い
あの日は一緒に潜る予定だったし
一緒にのぼっていくつもりだった
スープをひと掬い
白いシーツを被って
スープをひと掬い
朝をゆっくりと迎え入れることもできた
弾けそうなあなたの胸を
後ろから抱えて
スープをひと掬い
包み込み 真昼の公園へと
弾ませながら歩いて行くことも可能だった
それを望めば
スープをひと掬い
それさえ指の隙間から逃がし
いまは見る影もないが
スープをひと掬い
だからせめて
白いカップから銀の匙で
スープをひと掬い
悔しさを流すために
口へと運ぶ
口へと何度も何度でも
スープをひと掬い
繰り返し
苦味を無意識が味わい
塩味は涙に溶けて分からなくなっても
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