友達は何人いますか?
恋人は?
ビタミン足りてる?
似たような話題を何度も話す?
着回しのいい服ばかり着ている?
きのうとおとといはだいぶ違う?
今と一年前は似ている?
食べ物の好みは変わった?
携帯 何台目?
毛虫にさされたことある?
プールで水飲んだ時と近い?
結婚式に出た?
葬式は?
トンビに狙われた?
捨てられないもの多い?
裏切られた?
浪費した?
カモられた?
カモった?
漏った?
ろくろっ首怖い?
煙は煙い?
スキーした?
うまい?
肋骨見える?
ダイエットどう思う?
人と違う?
損してる?ヨリを戻した
詰め寄った
しみったれた?
消した?
加えた?
温めた?
緩めた?
いれた?
ずらした?
蹴飛ばされた?
外した?
舐められた?
舐め舐めした?
なめした?
くすませた?
寝転んだ?
寝入った?
串巻にした?
すっころんだ?
すっとぽけた?
消沈した?
消灯した?
投書した?
詩を投稿した?
投資した?
舌を巻いた?
下をなでた?
上に進んだ?
ろくろを回した?
回された?
馴染んだ?
楽しんだ?
貸した?
書いた?
課した?
からかった?
逗子へいった?
イタコと会った?
ルビーを選んだ?
断髪式に参加した?
クルマを買った?
郭へ行った?
らりった?
ろれった?
竸った?
雪駄を履いた?
セックスした?
したいことをした?
良かったです。
2011年1月12日水曜日
2011年1月11日火曜日
テニスコートの彼女
テニスコートに雨が降っているが
彼女には青空と虹が見える
風が強まり
テニスコートは夜の闇に飲み込まれていったが
彼女には試合に汗する選手たちの姿が見えている
太陽が影を作っいる
彼女はテニスコートの近くの4階の窓から
テニスコートを見下ろしている
まだ彼女に声をかけた者はいないが
彼女は会話している
男は彼女のことを先ほどから見ている
だが男の姿を見たものはいない
彼女には青空と虹が見える
風が強まり
テニスコートは夜の闇に飲み込まれていったが
彼女には試合に汗する選手たちの姿が見えている
太陽が影を作っいる
彼女はテニスコートの近くの4階の窓から
テニスコートを見下ろしている
まだ彼女に声をかけた者はいないが
彼女は会話している
男は彼女のことを先ほどから見ている
だが男の姿を見たものはいない
2011年1月10日月曜日
季節なんてバカだ
寒い季節はたまらない
歩くだけでも一苦労
命がけとは言わないが
凍った道路でずっこける
ぬるい季節も大変だ
虫がもぞもぞ動き出す
何着ていいのか決まらない
眠気に襲われ遅刻する
暑い季節は汗まみれ
冷房効きすぎ風邪を引く
花火大会混みすぎる
腐った牛乳飲んで吐く
涼しい季節は寂しすぎ
葉っぱや涙が落ちすぎる
太陽もっぱら遠慮して
寒くなるのに決まってる
歩くだけでも一苦労
命がけとは言わないが
凍った道路でずっこける
ぬるい季節も大変だ
虫がもぞもぞ動き出す
何着ていいのか決まらない
眠気に襲われ遅刻する
暑い季節は汗まみれ
冷房効きすぎ風邪を引く
花火大会混みすぎる
腐った牛乳飲んで吐く
涼しい季節は寂しすぎ
葉っぱや涙が落ちすぎる
太陽もっぱら遠慮して
寒くなるのに決まってる
2011年1月9日日曜日
詩のありか
五万円の月収のほとんどを美容関係に使う
ほとんどはコスメでファンデに消える
もうすぐ成人だが自宅に住み
バイトと婚活に励む
週二三回は友だちと会いファミレスかマックでお茶する
カレシはいない
夢は安定した職に就いたまあまあの男子と結婚し
定年まで安定した生活を送ること
高望みはしない
どちらかというと美人ではないが
笑顔がきれいで
明るくカワイイ
勉強はあまり好きではなかった
人当たりはいいほうだ
高校を出てアルバイト生活
友だちもそんな感じ
古いぬいぐるみに囲まれて
鼻まで布団をかぶって眠る
液晶時計だけが青く点っている
夜半
そこに詩がやってきて
胸の膨らみでジャンプして
パッと消えた
そのことは
誰も知らない
ほとんどはコスメでファンデに消える
もうすぐ成人だが自宅に住み
バイトと婚活に励む
週二三回は友だちと会いファミレスかマックでお茶する
カレシはいない
夢は安定した職に就いたまあまあの男子と結婚し
定年まで安定した生活を送ること
高望みはしない
どちらかというと美人ではないが
笑顔がきれいで
明るくカワイイ
勉強はあまり好きではなかった
人当たりはいいほうだ
高校を出てアルバイト生活
友だちもそんな感じ
古いぬいぐるみに囲まれて
鼻まで布団をかぶって眠る
液晶時計だけが青く点っている
夜半
そこに詩がやってきて
胸の膨らみでジャンプして
パッと消えた
そのことは
誰も知らない
私の胸は小さすぎる?
谷川俊太郎さんの恋愛詩BEST版として刊行された詩集『私の胸は小さすぎる』のタイトルのネーミングが秀逸であると評価している審査風景。(賞の名前はうっかり失念)。
この詩集、昨年のH氏賞受賞詩人で、谷川俊太郎さんの翻訳者としても活躍する田原さんの選、私の編集によるもの。2010年に刊行されました。(角川学芸出版・1680円)
2011年1月8日土曜日
つり輪
首吊りの輪っかを飽きるほど作ったが
一度も使ったことはない
これだけたくさん用意して使わないのには
何か理由があるはずだと思ったのは
今日が初めてだ
もしその輪っかが
別のものだったらどうだったのだろうと考える
例えば婚約指輪だったらとか
イカリングだったらとか
ボテコだったらとか
首吊りの輪っかは でもたぶん特殊だ
死刑執行の部屋が公開されこの間ニュースでやっていた
そして刑事ドラマを見ていたら今度は首吊りの輪っかに犯人を掛けて
殺していた
その犯人は冤罪だったのだか
そういった判断は
首吊りの輪っかを主体としてみたときに
誰が決めるのが正しいのか
例えば僕が首吊りの輪っかを自分にかけるとして
その判断は正しいのだろうか
首吊りの輪っかは 夢の宇宙空間いっぱいに
跳び回って乱舞して
レビューのショーを今夜もやっているけれど
客席は疎らだ
いろいろ飛び交うものはあるけれど
それは過去から未来へと投げられた
おひねりのようなものなのか
もうしばらく考えないと
答えは出てこない
いいや答えがでるかどうかも定かではない
昨日は誘われていわしの鍋を食べることになったが
いわしは何を言わしめるのか
キーホルダーの輪っかに指をかけてチャラチャラ言わせながら
待ち合わせ場所に行った
道玄坂の交番の前
武器は持っていない
不器用はもっているけれど
【予告】
さて、次回は・・・
「加速する幸せの方程式」をお送りします
一度も使ったことはない
これだけたくさん用意して使わないのには
何か理由があるはずだと思ったのは
今日が初めてだ
もしその輪っかが
別のものだったらどうだったのだろうと考える
例えば婚約指輪だったらとか
イカリングだったらとか
ボテコだったらとか
首吊りの輪っかは でもたぶん特殊だ
死刑執行の部屋が公開されこの間ニュースでやっていた
そして刑事ドラマを見ていたら今度は首吊りの輪っかに犯人を掛けて
殺していた
その犯人は冤罪だったのだか
そういった判断は
首吊りの輪っかを主体としてみたときに
誰が決めるのが正しいのか
例えば僕が首吊りの輪っかを自分にかけるとして
その判断は正しいのだろうか
首吊りの輪っかは 夢の宇宙空間いっぱいに
跳び回って乱舞して
レビューのショーを今夜もやっているけれど
客席は疎らだ
いろいろ飛び交うものはあるけれど
それは過去から未来へと投げられた
おひねりのようなものなのか
もうしばらく考えないと
答えは出てこない
いいや答えがでるかどうかも定かではない
昨日は誘われていわしの鍋を食べることになったが
いわしは何を言わしめるのか
キーホルダーの輪っかに指をかけてチャラチャラ言わせながら
待ち合わせ場所に行った
道玄坂の交番の前
武器は持っていない
不器用はもっているけれど
【予告】
さて、次回は・・・
「加速する幸せの方程式」をお送りします
2011年1月7日金曜日
2011年1月6日木曜日
あなたとわたし
あなたと会話すると
あなたが黙り込むそのわすがな間に
私は宇宙の彼方まで行ってタッチしてまた戻ってくる
あなたは次に発する言葉を選び終えると
瞬きもせずに発語する
その響きは大昔に聞いた音楽のようだ
あなたは何か会話しているらしいが
私は言葉を発した瞬間に
泡の中に閉じ込められてうまくいかない
胸のポケットにはペンがあるが
そこまでの距離は遠すぎて手がとどかない
あなたはそれが楽しいかのようにはしゃいでいる
そうかと思えば今度はしっとりした視線をこちらに向けてくる
世界が回っているのか自分が回っているのか分からない
地球の公転はそんなに早くないはずだ
回っているのはあなたの周りにいる私
それともその反対
あなたが黙り込むそのわすがな間に
私は宇宙の彼方まで行ってタッチしてまた戻ってくる
あなたは次に発する言葉を選び終えると
瞬きもせずに発語する
その響きは大昔に聞いた音楽のようだ
あなたは何か会話しているらしいが
私は言葉を発した瞬間に
泡の中に閉じ込められてうまくいかない
胸のポケットにはペンがあるが
そこまでの距離は遠すぎて手がとどかない
あなたはそれが楽しいかのようにはしゃいでいる
そうかと思えば今度はしっとりした視線をこちらに向けてくる
世界が回っているのか自分が回っているのか分からない
地球の公転はそんなに早くないはずだ
回っているのはあなたの周りにいる私
それともその反対
2011年1月5日水曜日
コーラを振って
そのコーラの缶開ける前に
思い切り振ってもらえないかな
あたたかい部屋の中で
きょう2人きりだった記念に
そう
きょうは特別な日になる
未来の2人にとって
準備中の看板は
もう降ろしたよ
心の準備もできた
ほら
窓から見える満月も
心待ちにしてしているみたいだ
遠くで汽笛がなった
いまだ
振るんだ
そしてリングに指をかけ
プルトップを持ち上げるんだ
泡のシャワーに祝福された君の指には
アルミのギンのリングが残る
安っぽい輝きにみえるかい
思い切り振ってもらえないかな
あたたかい部屋の中で
きょう2人きりだった記念に
そう
きょうは特別な日になる
未来の2人にとって
準備中の看板は
もう降ろしたよ
心の準備もできた
ほら
窓から見える満月も
心待ちにしてしているみたいだ
遠くで汽笛がなった
いまだ
振るんだ
そしてリングに指をかけ
プルトップを持ち上げるんだ
泡のシャワーに祝福された君の指には
アルミのギンのリングが残る
安っぽい輝きにみえるかい
2011年1月4日火曜日
自分を活かすアイデア
木の幹に無数の光が群生している
クリスマスのイルミネーションは新年を彩るイルミネーションとなった
ひとりでにゆるい風か吹いて来て
常緑樹の無数の葉を震わせた
それをなんとはなしに眺めていたいた大勢の中の一人は
「選ばれし人」になる為に
喫茶店でもう小一時間思案しているが
いいアイデアはやってこない
それどころか絶望色に染まりつつある
最近はその繰り返しだ
しかし本人は気づいていないがその絶望色は結構魅力的だ
さあ
もう何処かへ行こうと席を立つ瞬間に
会計のことで頭を覆われ
次に来たアイデアは混んだ電車のマシな乗り方だった
クリスマスのイルミネーションは新年を彩るイルミネーションとなった
ひとりでにゆるい風か吹いて来て
常緑樹の無数の葉を震わせた
それをなんとはなしに眺めていたいた大勢の中の一人は
「選ばれし人」になる為に
喫茶店でもう小一時間思案しているが
いいアイデアはやってこない
それどころか絶望色に染まりつつある
最近はその繰り返しだ
しかし本人は気づいていないがその絶望色は結構魅力的だ
さあ
もう何処かへ行こうと席を立つ瞬間に
会計のことで頭を覆われ
次に来たアイデアは混んだ電車のマシな乗り方だった
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