黄色い鳥が飛んでこないかな
青い鳥がいつも思っていたら
いつのまにか緑色の鳥になってしまいました
*
こんな醜い僕は
生きていく価値があるのだろうか
鏡なんか見なくても分かっている
たまに楽しい気持ちに覆われることもあるけれど
心は沼の底にくくられていて
いつも日の目をみない
ひねくれた性格が
自分でも思わぬことをして
言い訳がたたない
ただ
好きなものはある
好きなものの前で私は
かちこちに凍ってしまう
夕闇の向こうから
暗い星が手招きして
すべてをうやむやにせよと
働きかけてくる
2013年1月25日金曜日
2013年1月24日木曜日
ジェラなのね
ジェラなのね
ジェラなのよ
あなたが別の女に抱かれて
ジェラードなのよ
ジェラードなのね
お口でピチュピチュして
ジュース飲むのね
ジュース飲むのよ
目を瞑っているのは
ジュラ紀からのならわしなのよ
ジュラ紀からのならわしなのね
一日は短いね
ジャニーズ観て居間にいるのね
ジャニーズ観て居間にいるのよ
おやすみなさい
ジャーニーなのよ
ジャーニーなのね
BGMはジャニスイアンなのね
いいえ
ジャクソンなのよ
マイケルジャクソンなのよ
ジェラなのよ
あなたが別の女に抱かれて
ジェラードなのよ
ジェラードなのね
お口でピチュピチュして
ジュース飲むのね
ジュース飲むのよ
目を瞑っているのは
ジュラ紀からのならわしなのよ
ジュラ紀からのならわしなのね
一日は短いね
ジャニーズ観て居間にいるのね
ジャニーズ観て居間にいるのよ
おやすみなさい
ジャーニーなのよ
ジャーニーなのね
BGMはジャニスイアンなのね
いいえ
ジャクソンなのよ
マイケルジャクソンなのよ
2013年1月23日水曜日
福島の花
つかれてねむる
なにか夢みてる
たのしいゆめ
しあわせがあふれる
山が見下ろす
小川のささやき
雪がかくまって
夜道を明るくする
冷たい風が
生ぬるいことを
正して
けがれたものをきれいに
しようとしている
気苦労のないつくしが
しなって
おでこをはじく
だめだよと
すくいはさしのべられたの
疲れたこころに
目覚めると
咲いていた花
まぶたをノックしたのは
あなたですか?
なにか夢みてる
たのしいゆめ
しあわせがあふれる
山が見下ろす
小川のささやき
雪がかくまって
夜道を明るくする
冷たい風が
生ぬるいことを
正して
けがれたものをきれいに
しようとしている
気苦労のないつくしが
しなって
おでこをはじく
だめだよと
すくいはさしのべられたの
疲れたこころに
目覚めると
咲いていた花
まぶたをノックしたのは
あなたですか?
2013年1月22日火曜日
雪の終わり
雪が降っている
絶え間なく降っている
だか真実は
雪は降らされている
黙り込んだ人の心の中で生まれた
硬い雲が弾けて
世界を冷やし痛みをやわらげようとして
降らされているのだ
雪を降らす者の姿を見た者はいないが
寂しい人々によって語られてはいるが
雪は降らされ
積もらされている
その終わりは未だに計り知れない
その始まりは過去のことだが
その終わりの姿を過去に探す者もいるから
絶え間なく降っている
だか真実は
雪は降らされている
黙り込んだ人の心の中で生まれた
硬い雲が弾けて
世界を冷やし痛みをやわらげようとして
降らされているのだ
雪を降らす者の姿を見た者はいないが
寂しい人々によって語られてはいるが
雪は降らされ
積もらされている
その終わりは未だに計り知れない
その始まりは過去のことだが
その終わりの姿を過去に探す者もいるから
2013年1月20日日曜日
僕が詩を書くと
僕が詩を書くと誰かがコメントをつけて
詩を完成させてくれる
そういう詩は決まって僕が一人書いたものよりいい
そのうち
僕が詩を書かなくても詩がが完成するかもしれないね
と思う
僕は真面目に詩を書いて
誰かがコメントをつける
すると詩は完成し
それを読んでまた
僕は詩を書いて
誰かがコメントをつける
果てしのない行為のように感じられるが
いつか僕は詩が書けなくなる
その時どんなコメントが書かれるだろうか
そして誰が詩を書き始めるだろうか
詩を完成させてくれる
そういう詩は決まって僕が一人書いたものよりいい
そのうち
僕が詩を書かなくても詩がが完成するかもしれないね
と思う
僕は真面目に詩を書いて
誰かがコメントをつける
すると詩は完成し
それを読んでまた
僕は詩を書いて
誰かがコメントをつける
果てしのない行為のように感じられるが
いつか僕は詩が書けなくなる
その時どんなコメントが書かれるだろうか
そして誰が詩を書き始めるだろうか
2013年1月19日土曜日
9階のコピー機
9階にお化けがやってくる
9階のコピーは壊れている
1階でコピー機の会社の営業マンとサービスマンが
寛いで喋っている
そこは昼休みの食堂だ
だが上の階の夜の会社にお化けがやってくる
ヘアピンカーブをいくつも越えて登って降りてやってくる
お化けに悪魔が宿る
胸のドキドキが止まらない
体中の関節が悲鳴をあげている
体の中に筒が入っている
タケノコの皮のように体がむける
残業中の社長は暗がりで怯えて
発狂寸前だ
救いがどこにあるのか探す気にもならない
過ぎ去るのを祈るのみ
9階のコピーは壊れている
1階でコピー機の会社の営業マンとサービスマンが
寛いで喋っている
そこは昼休みの食堂だ
だが上の階の夜の会社にお化けがやってくる
ヘアピンカーブをいくつも越えて登って降りてやってくる
お化けに悪魔が宿る
胸のドキドキが止まらない
体中の関節が悲鳴をあげている
体の中に筒が入っている
タケノコの皮のように体がむける
残業中の社長は暗がりで怯えて
発狂寸前だ
救いがどこにあるのか探す気にもならない
過ぎ去るのを祈るのみ
2013年1月18日金曜日
詩人のしりとり
ちくわぶ
ぶんどき
きちがい
いしがま
まめがし
しょちしつ
つりかわ
わそう
うろ
ろう
うりざねがお
おくぶたえ
えきちょう
うまのり
りんかい
いずりょこう
うつみみどり
りきてっくす
すしねた
たにし
しめ
めんこ
こうくり
りかーしょっぷ
ぷりんさんでー
でーもんこぐれ
れすとはうす
すしず
ずしまりーな
なきすな
なまり
りんぼうだんす
すーつけーす
すかんぴ
ぴろしき
きじむなー
なかのく
くく
くま
まくらばなし
しきい
いきしに
にしき
きし
しき
きく
くし
しみ
みき
きみ
みこし
しし
しーずんおふ
ふすま
まいうー
うす
すり
りみっくす
すらっくす
すしづめ
めいく
くつわむし
くつわむし
しすてむおぺれーたー
たぬきおやじ
じんちゅうみまい
いりこだし
しり
りし
しし
しか
かし
しじん
2013年1月17日木曜日
寒い風が
寒い風は君に何を語る
寒い風に君は何を祈る
寒い風が春を運び来るか
寒い風はただ吹き荒れるのみ
寒い風は君に何を語る
寒い風に君は何を祈る
寒い風はただ吹きゆくのみ
寒い風は心に灯を点すのみ
寒い心に君は何を告げる
寒い風が寒い心と触れ合い
友だちだと自覚する
寒い風に君は何を祈る
寒い風が春を運び来るか
寒い風はただ吹き荒れるのみ
寒い風は君に何を語る
寒い風に君は何を祈る
寒い風はただ吹きゆくのみ
寒い風は心に灯を点すのみ
寒い心に君は何を告げる
寒い風が寒い心と触れ合い
友だちだと自覚する
2013年1月16日水曜日
寝心地が悪いのは・・・
きょうの風は大丈夫です
海で生まれ波を蹴り砂浜と森を抜け
雪の積もった屋根を越えて
やってきましたが
怪しいものには触らなかった
顔という丸い大地にきて
そのカラダのなかにも
分かれて入っていった
少女は産毛をふるわせて
何かをしていた
きのうの風は
だめでした
悪いものを含んでいた
怪しいものに触ってしまった
風は素直だから
そのうえ
気まぐれ風まかせだから
気づいていない
運んでは行けないものがあると
と
人は風のせいにして
風の強い夜には
寝心地が悪い
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