私の命は特別に選ばれた命なのだろうか
五月
山の下の方で鮮やかに輝きはじめた緑の木々の上に
暗い雲が広がり
湿った風が強まってくる
こんなときには決まって
中腹で霙(みぞれ)が降っているのだ
私は選ばれた特別の人間なのだと
私の中の何者かが記憶している
だが私の心はそう思ってはいない
あなたはどうだろうか
小さなボロ車で山頂から一気に駆けおりる
2011年5月9日月曜日
2011年5月8日日曜日
リゾートの夜
壁を隔てて聞こえてくるのは
ウシガエルの声かと思っていたが
違うようだ
隣に寝ている彼女は
裸のままなのに
眼を閉じてどこかに出かけていってしまった
窓を開けると
暗い夜から
森の香りと一緒に
せせらぎの音が入ってくる
そこに
海辺からのメールが紛れて届く
メールも
一糸纏わぬ裸だった
ウシガエルの声かと思っていたが
違うようだ
隣に寝ている彼女は
裸のままなのに
眼を閉じてどこかに出かけていってしまった
窓を開けると
暗い夜から
森の香りと一緒に
せせらぎの音が入ってくる
そこに
海辺からのメールが紛れて届く
メールも
一糸纏わぬ裸だった
2011年5月7日土曜日
天使のBIRTHDAY
二股どころではない
十股だ
いや二十股だ
いやいや百股だ
彼女の魅力は
たくさん
股をかけても
減らない
むしろ
股をかければかけるほど
加算されていく感さえある
彼女はいつも
自分のことで
忙しい
美味しい物を食べては
太らないか気にする
愛しい人に会っては
洋服をおねだりする
約束しては
遅れて登場する
ハードなスケジュールが
彼女のスレンダーな体に
磨きをかけ
過密すぎるイベントが
睡眠時間を奪い
様々な悩みが
様々な表情を作る
いつも
いつも
彼女はいそがしく
考えることが追いつかない
感じるままにやっていく
他人のことを中途半端に慮らず
ただ驚かせ喜ばせようと努力をおしまない
そんな彼女に
転機がやってきた
彼女はいままでの自分をあっさり脱ぎ捨て
新しい服に着替えた
初めての肌触り
天使の羽で織られた
それは
夏のユニクロのワンピース
十股だ
いや二十股だ
いやいや百股だ
彼女の魅力は
たくさん
股をかけても
減らない
むしろ
股をかければかけるほど
加算されていく感さえある
彼女はいつも
自分のことで
忙しい
美味しい物を食べては
太らないか気にする
愛しい人に会っては
洋服をおねだりする
約束しては
遅れて登場する
ハードなスケジュールが
彼女のスレンダーな体に
磨きをかけ
過密すぎるイベントが
睡眠時間を奪い
様々な悩みが
様々な表情を作る
いつも
いつも
彼女はいそがしく
考えることが追いつかない
感じるままにやっていく
他人のことを中途半端に慮らず
ただ驚かせ喜ばせようと努力をおしまない
そんな彼女に
転機がやってきた
彼女はいままでの自分をあっさり脱ぎ捨て
新しい服に着替えた
初めての肌触り
天使の羽で織られた
それは
夏のユニクロのワンピース
2011年5月6日金曜日
いつのまにか
いつのまにか『命のバトン』を渡されていた
いつのまにか自分の命を守るプログラムを手に入れた
いつのまにか日が傾いてきょうも夕暮れがやったきた
いつのまにか知り合った人がどこかにいってしまった
いつのまにか大きな雲が形を変えて彼方へ消え去った
いつのまにか電話がかかってこない日々がつづいていた
いつのまにか体が古くなって皮膚が乾燥した
いつのまにか側で蛙の声が聴こえなくなっていた
いつのまにか愛する人のことを忘れようとしていた
いつのまにか遠くから小さな何かの音が鳴り続けるのが聴こえていた
いつのまにか寂しい気持ちが心に満ちていた
いつのまにか生きていることが自分のことであると気がついた
いつのまにかあの頃のコロッケが食べたくなった
いつのまにか「今」が立ち止まってこちらの様子を窺っていた
いつのまにか外出の時間が近づいてきた
いつのまにかカーテンの向こうの窓の外で星が瞬きはじめた
そして
いつのまにか私はいなくなった
いつのまにか自分の命を守るプログラムを手に入れた
いつのまにか日が傾いてきょうも夕暮れがやったきた
いつのまにか知り合った人がどこかにいってしまった
いつのまにか大きな雲が形を変えて彼方へ消え去った
いつのまにか電話がかかってこない日々がつづいていた
いつのまにか体が古くなって皮膚が乾燥した
いつのまにか側で蛙の声が聴こえなくなっていた
いつのまにか愛する人のことを忘れようとしていた
いつのまにか遠くから小さな何かの音が鳴り続けるのが聴こえていた
いつのまにか寂しい気持ちが心に満ちていた
いつのまにか生きていることが自分のことであると気がついた
いつのまにかあの頃のコロッケが食べたくなった
いつのまにか「今」が立ち止まってこちらの様子を窺っていた
いつのまにか外出の時間が近づいてきた
いつのまにかカーテンの向こうの窓の外で星が瞬きはじめた
そして
いつのまにか私はいなくなった
2011年5月5日木曜日
しみじみして
しみじみしてね
しみじみしてね
しみじみと
しみじみしてね
しみじみして
しみじみしてね
しみじみ
しみじみ
しみじみしてね
しみじみと
しみじみ
しみじみしてね
しみいる
しじま
しみじみ
すすいでね
しみじみしてね
しみじみと
しみじみしてね
しみじみして
しみじみしてね
しみじみ
しみじみ
しみじみしてね
しみじみと
しみじみ
しみじみしてね
しみいる
しじま
しみじみ
すすいでね
恨みを持って
恨んでいるね
恨んでいるんだね
恨みを持っているんだね
恨みを持って恨んでいるんだね
恨んでね
恨みを持って恨んでね
恨んで恨みを持って恨んでね
恨んで恨んで
売られた喧嘩は
買わんでね
恨んでいるんだね
恨みを持っているんだね
恨みを持って恨んでいるんだね
恨んでね
恨みを持って恨んでね
恨んで恨みを持って恨んでね
恨んで恨んで
売られた喧嘩は
買わんでね
もういいか
もういいか
って思うのは
あなたのくせ
ちやほやされていると
本当の自分が
分からなくなる
思いついたプランは
どれも実現し難く
高度な技とセンスが必要
もういいか
そう言って
諦めるのが常
だれも気にしない
あなたの本心
あなたの真の長所
あなたは
一人ではできない
一人でできることは
とうにやってしまった
それで
いつものように誰かを誘うのだが
誘う前に諦めている自分に気づかない
用意されている
もういいか
が
ほら 出番をまってるよ
2011年5月4日水曜日
きまぐれごめん
いつでもついで
なにかのおまけ
わざわざこない
へんじはおくれ
すすんでもどる
とまってやめる
なくなくとらい
きもちはどらい
こっそりにげる
いるすをつかう
けんかはさける
はなしはしない
おいたてられる
たいろがたたれ
よくよくみれば
だいすきなひと
なにかのおまけ
わざわざこない
へんじはおくれ
すすんでもどる
とまってやめる
なくなくとらい
きもちはどらい
こっそりにげる
いるすをつかう
けんかはさける
はなしはしない
おいたてられる
たいろがたたれ
よくよくみれば
だいすきなひと
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