ひそかにちんこを
おもってる
ともだちたちの
ちんこのことをよくしっている
おとこのこは
ひそかにちんこをくらべている
いいちんこには
いいじんせいがまっているから
おとこのこは
ちんこにいっしょうをささげる
だからちんこをほめられるとしあわせで
けなされるとふしあわせだ
おとこのこはちんこを
ぴかぴかにみがきあげ
なんどでもみつめる
ちんこにじしんがもてないこは
ちんこいがいでじしんをもてないか
いっしょうけんめいかんがえる
そんなことには
とうのちんこはおかまいなしだけど
あるひちんこはたびにでる
すきなあなをもとめて
ながいだびにでる
おとこのこは
おずおずとついてゆく
そして
あるひ
ちんこから
こういわれる
「きみはぼくより
りっぱなにんげんだろうか」
すると
おとこのこはきまって
うつむいたままこうこたえる
「ぼくはもっとりっぱになる
きみがいてもいなくても
へいきなくらい」
ちんこはだまってきいている
ちんこには
ともだちがいなかったから
おとこのこは
そんなちんこを
ふびんにおもう
ちんことは
もちつもたれつのかんけいだ
ぱぱのちんこが
ゆめのなかでかたっている
ちんこのことは
あまりきにするなと
どんなちんこをもっていても
にんげんはじぶんのじんせいが
じぶんでつくれるから
ちんこにかんけいなく
いいじんせいが
まっているから
と