あきら きらきら
きらきら あきら
あしたは どちら
あかずの とびら
みらーと みいら
らいせの せいらー
あきかぜ ららら
つららが きらら
あきらめないで
らっきー AKIRA
2010年11月29日月曜日
2010年11月28日日曜日
姫
横たわる彼女に
Pizzaを一枚ください
本当の理由は誰にもわからない
黄色い線の内側で
掛け持ちなんです、っていって
いますぐGET!
細身なんですけどなかなかいいのがないの
いまから24時間受け付けます
眠りが浅いほう?
エスカレーターでは
なんかほんとにいいのかって思う
お客様にお知らせいたします
パワーが集まってる気がする
目的地の天候は晴れ
庭に出るといいよ
ボタンを押してください
きょうまた会う?
危険です
迷惑です
見えるのが霧氷
Pizzaを一枚ください
本当の理由は誰にもわからない
黄色い線の内側で
掛け持ちなんです、っていって
いますぐGET!
細身なんですけどなかなかいいのがないの
いまから24時間受け付けます
眠りが浅いほう?
エスカレーターでは
なんかほんとにいいのかって思う
お客様にお知らせいたします
パワーが集まってる気がする
目的地の天候は晴れ
庭に出るといいよ
ボタンを押してください
きょうまた会う?
危険です
迷惑です
見えるのが霧氷
2010年11月27日土曜日
注意
気をつけてビジネスをやりなさい
思いがけない邪魔が入る事があるから
思いがけないので避けられない
あなたが善良であっても関係ない
川べりを歩くときは
虫の襲来に注意しなさい
アットいうまに群舞する縄張りに
入ってしまうから
眼をやられないように
猫に触るときは機嫌を窺いなさい
急に咬むことがあるから
仲良しに見えて実はそんな気持ちはないから
咬まれて意外と傷つくから
平静を装っても何にもならない
鍬を振るときは後ろを確かめなさい
確かめた後に子どもが近づくことがある
鍬に当たると顔を怪我する
傷が残ることがある
君にその気がなくても
夜は犯罪者に襲われないようにしなさい
まだ犯罪者でない人が今日初めて犯罪に走る事もあるから
盛り場にいかず、戸締りをして、警報ブザーを携帯
甘い誘惑に惑わされる事もある
ひったくりや危なそうな呼び出し等々
用心に越した事はない
詩は安全ではないものがいい
心の隙間に入り込み今までの価値観を壊すものを読みなさい
短い言葉でピーンと来るもの、記憶を呼び起こすものもの
読みやすい心地よいリズム
詩は短くて一日のサイズのよう
一生を凝縮した一日のよう
宇宙を凝縮した君の部屋のよう
思いがけない邪魔が入る事があるから
思いがけないので避けられない
あなたが善良であっても関係ない
川べりを歩くときは
虫の襲来に注意しなさい
アットいうまに群舞する縄張りに
入ってしまうから
眼をやられないように
猫に触るときは機嫌を窺いなさい
急に咬むことがあるから
仲良しに見えて実はそんな気持ちはないから
咬まれて意外と傷つくから
平静を装っても何にもならない
鍬を振るときは後ろを確かめなさい
確かめた後に子どもが近づくことがある
鍬に当たると顔を怪我する
傷が残ることがある
君にその気がなくても
夜は犯罪者に襲われないようにしなさい
まだ犯罪者でない人が今日初めて犯罪に走る事もあるから
盛り場にいかず、戸締りをして、警報ブザーを携帯
甘い誘惑に惑わされる事もある
ひったくりや危なそうな呼び出し等々
用心に越した事はない
詩は安全ではないものがいい
心の隙間に入り込み今までの価値観を壊すものを読みなさい
短い言葉でピーンと来るもの、記憶を呼び起こすものもの
読みやすい心地よいリズム
詩は短くて一日のサイズのよう
一生を凝縮した一日のよう
宇宙を凝縮した君の部屋のよう
2010年11月26日金曜日
あやまらない
あやまると自分が消えてしまいそうになるので
彼女はあやまらない
あやまる必要がある時ほど
唇を真一文字に結んで
身をすぼめて待っている
あやまりたい気持ちが消えるまでいつまでも
固唾を飲んで
じっとしている
彼女の不用意な発言が
友だちを傷つけてしまっても
大事な約束を破ってしまっても
彼女はあやまらなかった
いつも
彼女の中に後悔とあやまりたい気持ちが押し寄せたけれど
彼女はあやまらなかった
あやまりたい気持ちが
彼女の中にあるとき
彼女は言い知れぬ自信が訪れていることに
気づくことがある
いつかあやまることができるようになるのを
待ち望んでいる自分に
自信をもつのだ
だから彼女は
あやまりたい気持ちから
逃げない
逃げないでじっとしている
彼女の中をなにかが行き過ぎる
いつか-
それも捕まえてみたいと
彼女は思っているのだ
彼女はあやまらない
あやまる必要がある時ほど
唇を真一文字に結んで
身をすぼめて待っている
あやまりたい気持ちが消えるまでいつまでも
固唾を飲んで
じっとしている
彼女の不用意な発言が
友だちを傷つけてしまっても
大事な約束を破ってしまっても
彼女はあやまらなかった
いつも
彼女の中に後悔とあやまりたい気持ちが押し寄せたけれど
彼女はあやまらなかった
あやまりたい気持ちが
彼女の中にあるとき
彼女は言い知れぬ自信が訪れていることに
気づくことがある
いつかあやまることができるようになるのを
待ち望んでいる自分に
自信をもつのだ
だから彼女は
あやまりたい気持ちから
逃げない
逃げないでじっとしている
彼女の中をなにかが行き過ぎる
いつか-
それも捕まえてみたいと
彼女は思っているのだ
2010年11月25日木曜日
直行
熟れた実を摘み
お口に入れる
直行
わけずに一回で
すぐ食べる
直行
寄り道せず
浮気もしない
直行
出張しても
遊ばす
観光も接待も無縁
お宿に直行
鈍行列車より
超特急が好み
時を惜しんで
直行
曲がったことが嫌い
直行
名前だって
ナオユキ
直行
詩を読んでも
行間は飛ばし
詩情も省いて
最後まで
直行
このひと
直行ばかりして
早死にしませんように
お口に入れる
直行
わけずに一回で
すぐ食べる
直行
寄り道せず
浮気もしない
直行
出張しても
遊ばす
観光も接待も無縁
お宿に直行
鈍行列車より
超特急が好み
時を惜しんで
直行
曲がったことが嫌い
直行
名前だって
ナオユキ
直行
詩を読んでも
行間は飛ばし
詩情も省いて
最後まで
直行
このひと
直行ばかりして
早死にしませんように
2010年11月24日水曜日
ブタさんは語る
ピンクの光るブタさんが
笑顔で横たわっているよ
こっちをみてる
サンタの帽子をかぶってるから
もうすぐクリスマスなんだろう
テーブルクロスはケーキとイチゴ柄
楽しげなジャズが流れている
ピンクの光るブタさんと
目が合っても
恥ずかしがらなくてもいいんじゃない?
ホタルみたいに体を光らせて
合図しなくても
分かってるさ
携帯くん
誰かから仲直りの電話でしょ
光の色で分かる
なんてウソだけど
女子部は先に帰ります
用意があるから
いいわ
気分がいいから
いいことにする
渡り廊下のベンチで待ってます
笑顔で横たわっているよ
こっちをみてる
サンタの帽子をかぶってるから
もうすぐクリスマスなんだろう
テーブルクロスはケーキとイチゴ柄
楽しげなジャズが流れている
ピンクの光るブタさんと
目が合っても
恥ずかしがらなくてもいいんじゃない?
ホタルみたいに体を光らせて
合図しなくても
分かってるさ
携帯くん
誰かから仲直りの電話でしょ
光の色で分かる
なんてウソだけど
女子部は先に帰ります
用意があるから
いいわ
気分がいいから
いいことにする
渡り廊下のベンチで待ってます
2010年11月23日火曜日
ジュン
コロッケを分けるように
愛情を分けて
惜しみもせずに
ジュン
一生懸命生きることより
幸せを求めて生きる方がいい と
幸せから知らず知らず逃げて
気づかないものだと
そんな歌を聞かせて
誰もが自分の人生の主役をはっている
それを受け入れないと追い出しを食らう と
みんなに教えて
ジュン
愛情を分けて
惜しみもせずに
ジュン
一生懸命生きることより
幸せを求めて生きる方がいい と
幸せから知らず知らず逃げて
気づかないものだと
そんな歌を聞かせて
誰もが自分の人生の主役をはっている
それを受け入れないと追い出しを食らう と
みんなに教えて
ジュン
2010年11月22日月曜日
運命的な出会い ー婚活ではなくー
丘の斜面で夕焼けに照らされた彼女は
今描いているドローイングの話の途切れめで急にを目を瞑り
キスを求めてきた
彼女の顔をよく見るのは初めてだ
もうキスして戸惑いながらも
抱き合っていたけれど
僕が腕に力を込めて背中を引き寄せると
彼女はますます密着してこたえてきた
美大生の彼女は良家の子女で躾がきびしく
反発する気持ちを抱え
複雑な事情があり今はこの町に住み
三時間かけて学校に通っているという
抱きつくと互いの顔が見えなくなり
初対面の僕たちは安心な気持ちもしたけれど
少しすると淋しくなってきて
また顔を見てみることにした
その顔は
やはり初めて見る顔だった
お見合いのように気取ってほほえんでいる
変な状況だ
だがそれを二人ともが容認しているのはなぜだろう
ここは小さい頃に
鬼ごっこや缶蹴りをした小さな広場のすぐ隣だ
眼下に家々が見え
振り返ればこんもりとした森がある
僕たちはゆっくりと時間をすごすことにした
鼻の頭が冷たくなるまで
手を握り合って遊んでいた
帰り道
僕たちは明日のことを約束する必要はなかった
もう結ばれたも同然だから
会いたければいつでも自然に会えるのだ
そんな強い絆を感じていた
坂道は平地よりむしろ歩きやすかった
振り返りながらゆっくり歩く僕たちには
彼女の愛しい顔をみると
幸せそうな表情だ
一番星!
と彼女が指さした
えっ もう?
と指の先の空に目をやった時
後ろでコンと
鳴く声がした
きつね?
またきてコン
さよならコン
今描いているドローイングの話の途切れめで急にを目を瞑り
キスを求めてきた
彼女の顔をよく見るのは初めてだ
もうキスして戸惑いながらも
抱き合っていたけれど
僕が腕に力を込めて背中を引き寄せると
彼女はますます密着してこたえてきた
美大生の彼女は良家の子女で躾がきびしく
反発する気持ちを抱え
複雑な事情があり今はこの町に住み
三時間かけて学校に通っているという
抱きつくと互いの顔が見えなくなり
初対面の僕たちは安心な気持ちもしたけれど
少しすると淋しくなってきて
また顔を見てみることにした
その顔は
やはり初めて見る顔だった
お見合いのように気取ってほほえんでいる
変な状況だ
だがそれを二人ともが容認しているのはなぜだろう
ここは小さい頃に
鬼ごっこや缶蹴りをした小さな広場のすぐ隣だ
眼下に家々が見え
振り返ればこんもりとした森がある
僕たちはゆっくりと時間をすごすことにした
鼻の頭が冷たくなるまで
手を握り合って遊んでいた
帰り道
僕たちは明日のことを約束する必要はなかった
もう結ばれたも同然だから
会いたければいつでも自然に会えるのだ
そんな強い絆を感じていた
坂道は平地よりむしろ歩きやすかった
振り返りながらゆっくり歩く僕たちには
彼女の愛しい顔をみると
幸せそうな表情だ
一番星!
と彼女が指さした
えっ もう?
と指の先の空に目をやった時
後ろでコンと
鳴く声がした
きつね?
またきてコン
さよならコン
2010年11月21日日曜日
人生くん
あたりまえのこと
ありきたりのこと
当たり障りのないこと
多い順に並べよ
つまらないこと
突き詰めたこと
つらいこと
多い順に並べよ
想像したこと
創造したもの
騒々しいもの
多い順に並べよ
並べたうえで
好きな順に
並べ直し
感想を述べよ
感情を述べよ
ところで
人生は
完走せよ
ありきたりのこと
当たり障りのないこと
多い順に並べよ
つまらないこと
突き詰めたこと
つらいこと
多い順に並べよ
想像したこと
創造したもの
騒々しいもの
多い順に並べよ
並べたうえで
好きな順に
並べ直し
感想を述べよ
感情を述べよ
ところで
人生は
完走せよ
2010年11月20日土曜日
美しい絵
その壁にいまは絵は掛かっていない
彼女が誇らしげに掛けておいた絵は
僕が踏みつぶしズタズタにしてしまったから
その壁はいまはもうない
別の場所に引っ越して行ったから
未来を夢見て出て行ったから
その彼女はいまはもういない
誰かにさらわれて行ったから
戻って来るのを待っているだけだから
彼女が誇らしげに掛けておいた絵は
僕が踏みつぶしズタズタにしてしまったから
その壁はいまはもうない
別の場所に引っ越して行ったから
未来を夢見て出て行ったから
その彼女はいまはもういない
誰かにさらわれて行ったから
戻って来るのを待っているだけだから
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