誰かにそばにいて欲しいときは
誰を呼ぶの
その人がいない時は
別のいいことを思い出せる?
一人になりたい時は
どこにいくの
そこに行けない時は
別の日にしてもいいのでは?
堂々巡りが嫌な時は
どうやって抜け出すの
渦中にいて避けられないなら
誰かにポンと押し出してもらえば!
2012年2月13日月曜日
2012年2月12日日曜日
星の手紙
星の光を封筒に詰めて
花の切手を貼って
投函した寒い日
風がくるくる私の周りを
回っていました
あなたには
何が届いたでしょう
あなたは
何を感じたでしょう
訊く機会がないまま
長い年月がたち
暖かい日
返事の手紙がとどいた
切手には夜空と星が描かれていた
封を開けると
花の香りがこぼれて床に落ちた
花の切手を貼って
投函した寒い日
風がくるくる私の周りを
回っていました
あなたには
何が届いたでしょう
あなたは
何を感じたでしょう
訊く機会がないまま
長い年月がたち
暖かい日
返事の手紙がとどいた
切手には夜空と星が描かれていた
封を開けると
花の香りがこぼれて床に落ちた
2012年2月11日土曜日
2012年2月10日金曜日
階段を昇った新しい木のテーブルの詩
新しい木のテーブルを抱えて階段を昇っていくことは
新しい夢を抱えて未来に向かって行くことに似ている
新しい木のテーブルは
ワークとダイニングにつかう
機能的で綺麗な灯りでテーブルの天板を照らせば
木目の流れの中に水音が聞こえ
風が吹き
きっといい未来が照らしだされるに違いない
木のテーブルは何も語らずに支えている
部屋の空気を浄化しながら
階段の思い出を大切に
その胸に仕舞いながら
新しい夢を抱えて未来に向かって行くことに似ている
新しい木のテーブルは
ワークとダイニングにつかう
機能的で綺麗な灯りでテーブルの天板を照らせば
木目の流れの中に水音が聞こえ
風が吹き
きっといい未来が照らしだされるに違いない
木のテーブルは何も語らずに支えている
部屋の空気を浄化しながら
階段の思い出を大切に
その胸に仕舞いながら
2012年2月9日木曜日
あいつ
初めて会ったばかりのあいつと
喧嘩がはじまりそうだ
コテンパンにしてやりたい
ぐうの音もでないほどに
間合いなど取らず
事情などお構いなしに
いますぐにやっつけたい
何かを言おうとしたら
間髪入れずに口を塞いで
そのまま倒してやるつもりだ
なんという挑発的な眼つきだ
こちらも負けじと睨み返すが
眼力に押されてしまう
まだ刃を交えてないというのに
汗が出てくる
もんどり打って知能作戦へ!
気持ちを萎えさせる一打を
打ち出す
駄目だ
繰り返し攻めても
利いているか
確かめられそうもない
何かいい手はないのか
いっそ味方に引き入れて仕舞ってはどうか
愛で包んだふりをして
泳がしてみては
いつかこの世を去るまで
味方を演じきる
いつもそばにいて
愛の台詞をささやく
寄り添って
監視する
そしてやがて死が訪れ
もう睨み合うこともできなくなった時
木の箱に閉じ込めて焼いてしまうのだ
火の中にくべて
骨だけを残して
きれいに燃え尽きるまで
いや
私の中に
燃え尽きた闘志も残して
喧嘩がはじまりそうだ
コテンパンにしてやりたい
ぐうの音もでないほどに
間合いなど取らず
事情などお構いなしに
いますぐにやっつけたい
何かを言おうとしたら
間髪入れずに口を塞いで
そのまま倒してやるつもりだ
なんという挑発的な眼つきだ
こちらも負けじと睨み返すが
眼力に押されてしまう
まだ刃を交えてないというのに
汗が出てくる
もんどり打って知能作戦へ!
気持ちを萎えさせる一打を
打ち出す
駄目だ
繰り返し攻めても
利いているか
確かめられそうもない
何かいい手はないのか
いっそ味方に引き入れて仕舞ってはどうか
愛で包んだふりをして
泳がしてみては
いつかこの世を去るまで
味方を演じきる
いつもそばにいて
愛の台詞をささやく
寄り添って
監視する
そしてやがて死が訪れ
もう睨み合うこともできなくなった時
木の箱に閉じ込めて焼いてしまうのだ
火の中にくべて
骨だけを残して
きれいに燃え尽きるまで
いや
私の中に
燃え尽きた闘志も残して
2012年2月8日水曜日
名前も知らないで
名前も知らない
けれど
その笑顔を知っている
何度でも
再生して
自分だけのスクリーンで
見ることができる
青い波の上を行く
白い綺麗なヨットのように
あなたは揺れている
私も合わせて
左右に揺れる
そのとき
2人は互いに静止している
揺れているのは世界のほうだと
そう思えてくる
何と都合のいいイメージなのかと言われても
もう二人は立ち去っていて
地平線の彼方へと歩いてる
リュックには
二十億光年の孤独
などという詩集が入っていたりして
ちっとも孤独じゃない私たちは
やがて長い旅を終えて
最初に会った場所まで戻ってくる
そうしておもむろに尋ねる
名前を教えてもらえませんか?
と
もう誰もいなくなったその場所で
蛇足のように
けれど
その笑顔を知っている
何度でも
再生して
自分だけのスクリーンで
見ることができる
青い波の上を行く
白い綺麗なヨットのように
あなたは揺れている
私も合わせて
左右に揺れる
そのとき
2人は互いに静止している
揺れているのは世界のほうだと
そう思えてくる
何と都合のいいイメージなのかと言われても
もう二人は立ち去っていて
地平線の彼方へと歩いてる
リュックには
二十億光年の孤独
などという詩集が入っていたりして
ちっとも孤独じゃない私たちは
やがて長い旅を終えて
最初に会った場所まで戻ってくる
そうしておもむろに尋ねる
名前を教えてもらえませんか?
と
もう誰もいなくなったその場所で
蛇足のように
2012年2月7日火曜日
北京の時計
捨ててくるはずだった
いま
東京の机の上にある
北京の時計
コンビニで買った
時刻は1時を示している
東京の時刻は10時50分だから
時計は狂っている
今北京は9時50分の筈
だが
時刻を合わせる気持ちになれない
いつ
こんなにずれてしまったのか
帰国してまだ2か月も経っていない
いつ
狂ってしまったのか
平気な顔して暮らしている
自分
いま
東京の机の上にある
北京の時計
コンビニで買った
時刻は1時を示している
東京の時刻は10時50分だから
時計は狂っている
今北京は9時50分の筈
だが
時刻を合わせる気持ちになれない
いつ
こんなにずれてしまったのか
帰国してまだ2か月も経っていない
いつ
狂ってしまったのか
平気な顔して暮らしている
自分
2012年2月6日月曜日
血まなこのなまこ
だれかをやっつけるために目くじら立てなくていい
そのだれかは
あなたより幸せですか
あなたの不幸せな部分は
どうすれば消え去るの
だれかが他人の不幸せを抱えて
寒い街角に立っているとして
その誰かはくだらないジョークのジュースを
作っては飲んでいる
くだらないジョークは
栄養たっぷりの飲み物になるのかな
あなたは自分の不幸せを忘れてしまう時があるね
どんな時に忘れるの
忘れている時は幸せなの
幸せってなんだっけ
目くじらが潮を吹いてまた
潜っていったけど
深く潜っていったけど
そのだれかは
あなたより幸せですか
あなたの不幸せな部分は
どうすれば消え去るの
だれかが他人の不幸せを抱えて
寒い街角に立っているとして
その誰かはくだらないジョークのジュースを
作っては飲んでいる
くだらないジョークは
栄養たっぷりの飲み物になるのかな
あなたは自分の不幸せを忘れてしまう時があるね
どんな時に忘れるの
忘れている時は幸せなの
幸せってなんだっけ
目くじらが潮を吹いてまた
潜っていったけど
深く潜っていったけど
2012年2月5日日曜日
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